報道ステーションでもふれていたが、今日は昼間、民進党が
籠池氏へのヒアリング第2段を開き、AbemaTVで生中継されていた。
籠池氏が近畿財務局、工事業者、森友学園代理人の酒井弁護士との
メールを発見し、あるだけすべて公表するということだったので、
同時に財務省・国土交通省・内閣官房の関係者など官僚も招いての
<直接対決>の質疑が行われる予定だったのだが、はじまってみれば、
なんと国側は敵前逃亡。
籠池氏のヒアリングが終わってから、国側の意見を聞くという
わけのわからない形になっていた。
つまり国は「籠池氏と同席して即座に回答することだけはできない」
それだけ、籠池氏がなにを言い出すのか恐れていたということだろう。
しかし、驚くべきはこのメールの内容だ。これまでの国の説明では、
「最大で地下9.9メートルまでゴミが埋まっているから、
撤去費用として8億1900万円値引きし、2016年6月に学園に売却した」
という話だったが、その2カ月前のメールでは、
建設業者が代理人弁護士に対して
「約3メートル以深には廃棄物がないことを証明している」
「敷地全体でもごみはないと推測できる」
などと報告していた。
そもそも、8億円の値引きの根拠になったごみなどなかったのだ!
これまで国が国会で答弁してきたことはすべて嘘だった!
籠池氏の話しぶりを見ていると、当時、完全に酒井弁護士に任せて、
施主当人は「蚊帳の外」に置かれていたということが伝わってきた。
建設業者と弁護士とのメールの文面でもその様子にふれられている。
やはりあの逃亡した酒井弁護士は、あくどい。
呆れたのは、2016年4月1日に近畿財務局から、
酒井弁護士、建設業者、建築業者に向けて送信されたメールの
書き出しが・・・
「いつもお世話になります。
瑞穂の國記念小學院開校に向けご協力いただきありがとうございます」
これじゃあ、国営の小学校じゃん!
籠池氏がこう言うならわかるけど、国が言ってるわけですよ。
国はこの小学校、完全に建てる気満々だったわけでしょう。
いつまで、バレバレの言い逃れをしているのか。